老人性イボの治療|脂漏性角化症に要注意|皮膚を危険に晒すもの
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脂漏性角化症に要注意|皮膚を危険に晒すもの

老人性イボの治療

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顔や首筋などにできやすい

年齢を重ねると、顔や首筋などにシミのようなものが浮いてきて、それが盛り上がってくることがあります。こうしたでき物を俗に老人性イボと呼んでいますが、正式名称は脂漏性角化症といいます。脂漏性角化症は基本的には皮膚の老化現象ですが、紫外線による刺激を受け続けていると若年のうちから発生することもあります。全身のどこにでもできる可能性があり、特に多いのが顔・首筋・背中・手の甲などです。手のひらや足の裏にはめったにできることがありません。脂漏性角化症の大きさは数ミリ程度のものから数センチに及ぶものまでさまざまで、色も黒・茶色・紫などいろいろです。小さいものはホクロとよく似ていますが、ホクロよりもろく、引っかくと表面がポロポロと削れます。

外見が気になるなら除去を

脂漏性角化症は良性の腫瘍であるため、基本的には治療の必要はありません。ただ、まれにかゆみを生じたり、こすったりすると痛みを感じることがあるため注意が必要です。また、特に顔にできた場合は美容面の問題が生じます。そのような場合は専門医のもとで治療を受けるのが得策です。脂漏性角化症の治療は、イボがよほど大きい場合は外科手術によって切除する必要がありますが、通常はレーザー治療か冷凍療法によって取り除きます。前者の場合は炭酸ガスレーザーを用いて患部を蒸散させ、皮膚を再生させます。施術時間は5〜10分ほどで、イボが大きい場合は数回に分けて施術します。一方の冷凍療法では、液体窒素を使って患部を凍結させ、組織を壊死させます。保険の適用が受けられます。